オーガニックライフ

瞑想(メディテーション)の効果と正しいやり方とは?

瞑想とは?

 
日本語では瞑想。
英語ではメディテーションと言われます。
 
現代において”瞑想”という言葉は漠然と広範囲で使われるようになりました。
 
思考や熟考を意味する場合でも瞑想という言葉を用いる人があらわれ、
空想や幻想を指して使われる場合もあるほどです。
 
しかし、瞑想は心を鎮めて通常の起床時の意識とは全く異なる
意識状態に達するための正確な技術です。
 
自分自身のすべての状態、段階を理解し、最終的に意識の中心を体感するもので
思考や想像、宗教の一部とは別物です。
 
瞑想のプロセスは特定の順序に従い明確な原則を持ち、
その効果が科学で実証されています。
 

瞑想で得られる効果

瞑想は心を落ち着かせて気づきを得たり、
脳を整理して、本来の機能を取り戻させることができます。
 
それにより、パフォーマンスの向上に繋げることのできる実用的な手段です。
 
それはまた無限に押し寄せる
日常的な喧騒に巻き込まれることから感じている
日々のストレスからの意識の解放を意味します。
 
 
瞑想の目的は、
精神を越えて、平和、幸福、至福などと称される
本質的性質を得る事です。
 
 
私たちの多くは、子供の頃から
外部の世界のものを考察するように教育されてきました。
 
自身の内部を見る方法、
調べて確認する方法を教わった人はほとんどいません。
 
 
結果的に、人は外部や他人を知ろうと努力する間、
自分やその内部を良く知らないまま成長するのです。
 
自己理解の欠如は、
人間関係がうまくいかなくなる原因に繋がります。
 
 
瞑想中、実践者の心はクリアでリラックスした状態となり
意識は内部に集中して注がれます。
 
 
実践者は完全に目を覚ましており、意識の研ぎ澄まされた状態です。
その意識が外部や身の回りの出来事に向けられる事はありません。
 
 
瞑想を通じて、実践者は自分自身や自分の道を知るという目標に
コミットすると同時に静寂を学びます。
 
 

瞑想時の障害物

 
瞑想を試みたことがあれば、わかるかと思いますが、
瞑想中に”心”は、自分自身と意識の間に立ちはだかる最大の障害物となります。
 
心は制御不能で荒れがちであり、
訓練されたり特定の道へと導かれる試みに抵抗します。
 
瞑想しようとじっと座ってみても、
多くの人々が空想、夢想、幻覚だけを経験するのは心に邪魔されるためです。
 
瞑想のトレーニングをする事無くして、
心をコントロールする方法は得られません。
 
 

瞑想は何のため?

 
どんな人が瞑想を行うべきでしょう?
 
次のような兆候が見られるなら、
きっとあなたも瞑想の効果を感じることができるはずです。
 
瞑想は、心と体と心そして精神を回復させるツールなのです。
 
・いつも疲れている。
・簡単な決定ができない。
・集中が途切れやすい。
・覚えが悪い。
・日々の仕事量などに圧倒されている。
・気分のムラに悩んでいる。
・ちょっとした挫折でも涙する。
・人生の意味がわからなくなる。
・よく不安を感じる。
・変化を強く望んでいる。
・同じメンタルトラップに陥る。
・ストレスを感じている。
・体に痛みがある、血圧が高い。
・継続的に風邪をひく。
 
など、
 
心が不安定だな。
 
最近調子が悪いな。
 
と感じるのであれば、まずは1日1分からでも
瞑想を始めてみては如何でしょうか?
 
 
 

瞑想のやり方

瞑想は、まず姿勢から

 
瞑想に取り組むことを決心したらまずは姿勢を整えましょう。
静寂を育むプロセスは、まず姿勢から始まります。
 
瞑想は解放の芸術と科学であり、身体から始まって思考へと進みます。
 
 
ヨガにおいては瞑想的な姿勢(アーサナ)で座っている間、
頭部、頸部、および胴体をまっすぐに保つ指導を受けます。
 
まっすぐな姿勢で快適になることを学んだら、
 
毎日、
同じ時間に、
同じ場所で、
同じ姿勢で、
 
練習するという規則的な習慣を持つと良いでしょう。
 
瞑想を誰からも、何からも邪魔されない、
シンプルで整頓された静かな場所を見つけましょう。
 
目を閉じた状態で、安定の良い椅子や床に座りましょう。
 
頭、首、背中を支えるものを除き、すべての筋肉をリラックスさせましょう。
 
時間をかけて体の緊張を解きほぐすプロセスを楽しんでください。
 
 

腹式呼吸で深いリラックスへ

体がリラックスして穏やかな気持ちになったら、意識を自分の呼吸へ向けます。
 
呼吸をする際には自分の肺のどの部分が使われているか確かめてみましょう。
 
主に胸部で呼吸しているようなら、深くリラックスすることはできません。
 
人は普段、胸部を使って浅く息を吸って吐く胸式呼吸をする事が多いですが
瞑想の時には肺の下にある横隔膜という筋肉組織を下げて腹式呼吸を行うことで
筋肉の緊張と弛緩が繰り返され自然にリラックスすることができます。
 
 

初心者でも始めやすい、一点集中の瞑想のやり方とは?

瞑想の間は頭が完全に空っぽになる。
 
そんな、多くの人がイメージする”無”の状態はなかなか体験できません。
実際には瞑想中も思考が次々と沸き起こるでしょう。
 
何か一点に意識を集中させる瞑想法であれば
初心者でも取り組みやすくおすすめです。
 
 
その第一歩は、集中の焦点となるものを選択することから始まります。
 
例えば、
  • 揺らぐろうそくの炎を見つめる
  • 反復的な音に耳を傾ける
  • マーラー(数珠)を数える
  • 特定の単語やマントラを繰り返す
などで実践します。
 
強い刺激となったり、ひどい退屈を招くものを避けてください。
焦点を当てるオブジェクトを決定しましょう。
 
瞑想中に雑念が生じても、選択したオブジェクトに何度も意識を戻す事で
思考が分散するのを抑えます。
 
このプロセスを通じてより良い集中力が得られるでしょう。
 
 

集中の瞑想に最もよく利用されるものとは

 
大抵の人にとって最も簡単で直接的に精神的安定性と集中力を発揮する方法は、
自分自身の呼吸を利用する事です。
 
実践者は息を吸い込んだり吐き出したりする
安定したバランスのリズムに意識を集中させることができます。
 
 
呼吸は感じやすく継続的に存在するため、瞑想によく利用されます。
 
繰り返し呼吸に意識を集中させることで
意識がランダムに分散させることなく、より高い集中力が得られます。
 
 
それでも心を1点に集中させることは容易ではありません。
 
最初は、ほんの数分間瞑想することから始め、
だんだん瞑想する時間を長くしていくと良いでしょう。
 
 
また、瞑想による効果を感じるまでの期間にも個人差が見られます。
 

瞑想の科学的効果

 
マサチューセッツ総合病院のサラ・ラザー(Sara Lazar)博士らによる
8週間の瞑想プログラムでは終了時、実験参加者の記憶、自己感情、共感、ストレスに関連する脳の領域において測定可能な変化が報告されました。
 
すぐに効果が感じられなくても、気を落とさず8週間ほど瞑想を続けてみましょう。
 
 

まとめ

 
瞑想はトレーニングを要し、効果があらわれるまでの期間にも個人差があります。
 
1点に集中することを許す、浅めの瞑想でも効果が出ることが実証されています。
 
瞑想を取り入れる事で、学習能力記憶力、感情調節能力、健康レベル、生産性の向上など
様々な効果が期待できます。
 
毎日数分間の瞑想を心がけ、無駄な思考によるストレスからの解放、
マイナス的感情を洗い流すことで徐々に心の変化を感じられるでしょう。
 
 
心身の不調を自覚するまで瞑想の実践を先延ばしにする必要はありません。
 
食後にコーヒーを飲もうか、やめようか。
ダイエットをやろうやろうと先延ばしにしている。
家の中に捨てようと思っているが、まだ捨てられていないものがある。
 
などなど
 
日常のシンプルな決断にも迷いが見られるなら、
きっとあなたも瞑想を始めるタイミングなのです。