オーガニックプロダクト

生理痛がひどい人にこそ試してほしい!安全な生理用品の選び方

薄くて吸収性の高い合成化学繊維の使い捨て生理用品は、
かつて女性の暮らしに革命をもたらしました。

ですが今、そんな生理用品の製造に使用される特定の化学物質の安全性が疑われ、
環境への影響も懸念を呼び起こしています。

この記事では、従来の生理用品に潜む危険性と、その潜在的なリスクを回避する
対策方法をご紹介したいと思います。

生理用品には農薬が残留している!?

生理用品に農薬ってどういう事?と思われたかもしれませんが、これは綿の生産に使用される農薬に起因します。

作物としての綿の生産面積は、世界の土地のわずか2.4%に過ぎませんが
綿に散布する農薬には毎年約20億ドルも費やされています。

 

製品に使用される綿からは、

例えば、メカルバム、ジクロフルアニド、プロシミドン、メチダチオン、フェンスルホチオン、ピペロニルブトキシドなどの農薬、殺虫剤の成分が少量なりとも検出されています。

このように汚染された綿を含む生理用品を使用するのは、1回の月経ではごく限られた日数ですが、化学物質への継続的なばく露は女性の健康に潜在的なリスクをもたらします。

時間の経過とともに健康上に問題が生じることも無いとは言い切れないでしょう。

そのため、肌、特に経皮吸収率が高いと言われる粘膜付近に長時間密着する素材は
オーガニック製が安心ですね。

 

 

市販されている生理用品は何からできている?

従来の生理用品は、綿の他に、ポリエチレン、ポリエステル、ポリブロビレンなどの化学繊維や高分子吸収体から作られ、加えて化学添加剤、臭気中和剤、香料など

無数の物質が構成成分に含まれます。

生理用品は薬事法上の医薬部外品に分類され全成分を開示する必要がないためか、食品の場合と違って消費者が裏の成分表示を頼りに全てを確認するのは難しいようです。

 

合成化学繊維で作られた生理用品の使用に伴うその他の問題

合成物が自由な空気の流れを阻み熱と湿気を保持する

生理中ナプキンを使うと必ずかぶれてしまう…

そんな悩みを持たれる女性はとても多いですよね。

しっかりと漏れを防ぐ構造は通気性も断ちますので、ナプキンを使用する期間が長いほど
かぶれ、かゆみを起こす可能性があります。

デリケートゾーンの痒みの原因はかぶれだけではありません。

熱や湿気を閉じ込めやすい環境は真菌や最近の繁殖を促進します。

膣には”自浄作用”があり普段不要物を外に排除したり雑菌の侵入を防いでいますが、ナプキンがカンジダや雑菌の温床にならないよう注意が必要です。

 

 

タンポンのリスク、毒性ショック症候群

タンポンにして生理が楽になったという女性は多いですが、近年話題になった
タンポンの使用に関わるリクスもあります。

毒性ショック症候群です。

毒素性ショック症候群は、次の2種類の細菌が作り出す毒素によって引き起こされます。

黄色ブドウ球菌( 黄色ブドウ球菌 感染症

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この症候群は、黄色ブドウ球菌が組織(傷口など)に感染したり、腟の中のタンポン(特に高吸水性の製品)で増殖した場合に起こります。高吸水性のタンポンで毒素性ショック症候群のリスクが上がる理由は、はっきりしていません。ペッサリーを腟に24時間以上入れたままの場合にも、リスクはわずかに上昇します。

 

タンポンを使用する女性は、次のような感染予防策をとることができます。

  • 高吸水性のタンポンを使用しない
  • できるだけ吸水性の低いタンポンを使用する
  • タンポンをやめて、パッド型の生理用品を使用する
  • 4~8時間毎にタンポンを交換する

以前にブドウ球菌による毒素性ショック症候群を起こした女性は、タンポンや子宮頸管キャップ、プラグ、ペッサリーの使用を控えた方がよいでしょう。

それ以外に、毒素性ショック症候群を予防するための推奨事項はありません。

発症数は稀ですが、毒性ショック症候群はタンポンの使用に伴う膣内の細菌の過増殖に続く
毒素によって引き起こされます。

腟内にブドウ球菌が定着している女性、および腟内にタンポンや、その他の
避妊用スポンジなどの器具を留置して使用する女性が最も高い発症リスクを有します。

タンポンを長時間使用したり、取り出すのを忘れてしまう事が主な原因といわれてります。

発症した場合は、発熱、嘔吐、下痢、けいれん発作を起こしたりし、
他の臓器に感染が広がり致命的な問題となる事を避けるための迅速な治療を要します。

タンポンを少なくとも4〜6時間ごとに新しいものと取り替え、長時間の装着を要する際には代わりにナプキンを使用すると予防に繋がります。

経血コントロール

生理用品ができる前までは、女性はトイレで経血を出していました。出るタイミングがわかり、骨盤底筋を締めることで経血をコントロールできていたのです。

今、このような話をすると驚く方も多いでしょうね。

しかし、考えてみてください。

江戸時代に生理用品があったでしょうか?

かと言って、垂れ流しだったのでしょうか?

トレーニング方法を紹介したり、正しい生理に戻すための指導する
こういう団体もありますので、興味がある方はぜひ見てみてくださいね。

 

さて、従来の生理用品に潜むリクスが分かっても
経血コントロールを訓練して生理用品全般の使用を完全に辞めるのは、

ちょっと・・・・

という方もいますよね。

しかし、できる限り安全な製品を選ぶことで生理期間を安心して過ごすことができます。

安全な生理用品の種類と選び方

成分表示の確認できるメーカーの製品を選ぶ

成分表示が確認できる場合、使用感から判断して刺激に付いた時点で
それらの成分を含む製品を次回から避ける事ができます。

例えば特定の製品に添加された香料で痒みを起こしている場合などに、有益な判断ができるでしょう。

布ナプキン

布ナプキンの使用により合成化学繊維や化学薬品による影響、蒸れやかぶれを回避できます。デザインが豊富、肌触りが良いというのも大きな利点でしょう。

日本でも取り扱いをしている雑貨屋さんやドラッグストアも増えてきており、
市販のナプキンから布ナプキンに変えることで、生理痛やPMS,PMDDが楽になったという声も。

 

しかし、これまで破棄していたものを洗浄して繰り返し使うわけですから、それなりに手間をかける覚悟を要します。

キチンと衛生管理ができていないと、逆に感染症になるリスクも出てきますので
管理には気をつけないといけませんね。

感染症が心配、また男性の多い家族構成の場合は、つけ置きする場所に困るというような声もあり敵性を見極めて導入を検討するのが良さそうです。

 

シリコン製の月経カップ

月経カップとはシリコン製のカップを膣に挿入して、内部で経血を受け止めるという
新感覚の生理用品です。

一度購入してしまえば10年ほど使用可能というエコな優れもので、
海外のミニマリストやナチュラリストの間では特に人気を集めています。

人気の理由はなんといってもその持続可能性でしょう。

使用時、経血は膣の奥でカップに受け止められる為、経血が空気に触れることで
発生する臭気を自然に防ぐことができます。

ただし慣れるまでは、装着や取り出しが難しい事、職場や外出先でカップの洗浄場所を探すのに困る。

日本人用の商品が少なく、サイズが合うものもが少ないなどといった難点があります。

 

オーガニックコットンナプキン

従来の生理用品、布ナプキン、シリコンカップの使用にはいずれも抵抗があるという方におすすめしたいのが、オーガニックのコットンを素材とする使い捨てのナプキンです。

商品によっては思ったより厚みがあるとの反応もみられますが、従来のナプキンよりも通気性がよく蒸れにくい為、皮膚トラブルが起こりやすいという方にも適しています。

また吸収力の高い化学繊維のナプキンの使用時には見逃しがちな、経血の状態が良く確認できるので、体の異変に気づきやすいというメリットもあります。

経血量が多くてコットン素材では不安な場合、多い日だけは従来のナプキン、その他はコットンナプキンを選ぶという使い分けもできるでしょう。

 

 

まとめ

従来の生理用品の製造、破棄処分に伴う環境汚染問題、化学物質による健康への
影響が危惧されています。

生理用品を賢く選ぶ事で不安を軽減しましょう。

オーガニック素材のナプキンなら安心で手間いらず!

とてもおすすめです。

 

参考URL

トキシックショックシンドローム

 

 

生理用品に起因するかゆみなどの話

Dr. Alfred Murage

 

月経カップの良し悪し

 

生理用品に使用される綿の残留農薬