オーガニックフード

今話題のスーパーフード アマランサスの効果・効能とオススメの食べ方

「アマランサス」と聞いても、あまり馴染みのない方が多いのではないでしょうか。

ましてや、食べたことがある方はもっと少ないのではないかと思います。

しかし、ここ数年健康業界では注目度の高い穀物として、アマランサスが
よく取り上げられています。

NASAでも宇宙飛行士が持参する食品として採用しているとか。
未来の食材としても注目されています。

最近では一般的な食材となった「キヌア」と同じくらいか、
それ以上の高い栄養価を持つアマランサスは、スーパーフードとして注目されています。

 

先日書いたキヌアについての記事はこちら

いま話題のスーパーフード、キヌアの栄養価と効果今話題のスーパーフードの中でも特に栄養バランスが良く、栄養価が高いと言われているキヌア。そのキヌアの栄養価や美味しい食べ方についてまとめました。...

 

アマランサスって何?

アマランサス(Amaranthus)は南米ペルーが原産地の、ヒユ科の植物です。
欧米ではアマランス(Amaranth)の名称が一般的のようです。

アマランサスは2メートルにまで育つ背の高い植物で、鮮やかな赤紫色の花を咲かせます。
その花の種子がアマランサスです。

 

ビートに似た葉っぱの部分も、アジア全域でよく食されているようです。

 

アマランサスと聞くと、日本人の私達にとってはあまり馴染みがなく、
比較的新しい食材のように思うかもしれませんが、南米地域では紀元前数千年も前から、
食料として重宝されてきたそうです。

日本でも東北地方を中心に生産されていますよ。

 

食材としてそれだけ歴史が長いということは、安全性や栄養価が高いということなので、
私達も安心して食材として取り入れることができると思います。

 

アマランサスの栄養価

栄養成分

分量 100 g あたり

カロリー  358kcal

脂質 6 g
飽和脂肪酸 1.2 g
多価不飽和脂肪酸 2.1 g
一価不飽和脂肪酸 1.5 g

コレステロール 0 mg

ナトリウム 1 mg
カリウム 600 mg
炭水化物 65 g
水溶性食物繊維 1.1 g
不溶性食物繊維 6 g

タンパク質 13 g
ビタミンC 0 mg
カルシウム 160 mg
9.4 mg
ビタミンD 0 µg
ビタミンB6 0.6 mg
ビタミンB12 0 µg
マグネシウム 270 mg

 

アマランサスの栄養価 効果・効能

アマランサスは食物繊維が豊富

上記のとおりアマランサスは種子の部分です。種子中の大切な栄養分を保護していますので、食物繊維が豊富です。

食物繊維は、便秘の改善腸内環境の向上など、おなかへのポジティブな効果が望めます。またダイエット効果もあります。

鉄分が豊富なアマランサス

アマランサスは鉄分の含有量が豊富です。

鉄分は血液中のヘモグロビンを運搬するのに必須な栄養素です。

現代人、特に女性は鉄分が不足しがちですので、普段の食事に加えるだけで、鉄分の補給になります。

また、ベジタリアンなどお肉を食さない人も植物性の非ヘム鉄がアマランサスからとれますので、ビタミンCが含まれる食品と一緒にとって、鉄分の補給を目指しましょう。

アマランサスをグルテンフリーに使う

アマランサスは穀物のように使えますがグルテンが含まれていないので、グルテンにアレルギーや不耐性がある人には使える食材です。

グルテンアレルギーがとても多い欧米では、小麦の代わりにアマランサスが材料に使われているパスタやパンが出回っています。

日本国内でも数は少ないですが通販などで購入できるようです。

カリウムがたっぷりなアマランサス

アマランサスは、100gあたり600mのカリウムを含みます。

カリウムはナトリウムと競合して細胞内外の浸透圧を調整する働きがあります。

つまり、ナトリウムの排泄を促進して水分排泄を促すため、高血圧の予防やむくみの改善に役立ちます。

 

必須アミノ酸リジンも豊富なアマランサス

アマランサスは、必須アミノ酸であるリジンを多く含みます。
必須アミノ酸は体内で生成されないので、食事やサプリメントなど体外から摂取する必要があり、特にリジンは美肌を保つのに欠かせないと言われています。

リジンは消化酵素であるリパーゼやアミノ酸であるカルニチンという物質の産生を促進してくれます。

リパーゼやカルニチンは脂肪を分解する時に使われる物質です。

ミネラル 亜鉛・マグネシウムも豊富なアマランサス

アマランサスは、亜鉛やマグネシウムなどのミネラルも豊富に含みます。

亜鉛は、免疫力を高めるために必要な栄養素です。また肌を綺麗に保つにも亜鉛は必須ですし、男性の性機能も高めます。

マグネシウムは、現代の日本人にとって最も不足しやすいミネラルとも言われています。

体力的、精神的なストレスがある際大量に消費されますので、運動をよくする人やお仕事などで忙しい人には必須の栄養素です。

アマランサスはビタミンも豊富

ビタミンや抗酸化物質も多く含まれます。
ビタミンA、C、E、K、B5、B6、葉酸、ナイアシン、リボフラビンなど

免疫力の向上やアンチエイジングにもよいですね。

アマランサスを料理で使うときのポイント

アマランサスの洗い方

乾燥したアマランサスは、一粒一粒がとても小さいです。

洗う時には目の細かいざるで洗うか、一度炒ってから水洗いして
浮いた埃などをすすぐようにして洗うといいでしょう。

 

使う量が少ない場合は、ざるの代わりに茶こしを使うなどもおすすめです。

アマランサスは炊くと、“粘り”のような“とろみ”のようなものがでて、独特の状態になります。
その特徴を利用して、和え物などにすると、食材と絡みやすく扱いやすいです。

アマランサスのエグみをとる

味としては、少しえぐみが残る場合もあります。

えぐみを抑えたい場合は、沸騰させたら一度煮汁を捨てる“煮こぼし”をするとよいでしょう。

また、炊く時に生姜のスライスやコンソメなどを入れて一緒に炊く方法でもえぐみを抑える方法としておすすめです。

アマランサスの炊き方

【材料】炊きやすい量

  • アマランサス 1カップ
  • 水 1.5カップ
  • 塩 ひとつまみ

【炊き方】

  1. アマランサスを小鍋に入れ、中火にかけて鍋をゆすりながら軽く炒る
  2. 1に水(分量外)を注ぎアマランサスをすすいで水を捨てる。アマランサスの粒が細かく、ザルなどを使うのが難しければ茶こしなどを使う
  3. 分量の水と塩を入れ、鍋に蓋をし強火にかけ、沸騰したら5分ほど、そのあと中〜弱火で15分ほど炊く(吹きこぼれやすいので注意)
  4. 炊き上がったら蓋を開けずにそのまま10分ほど放置し、そのあとしゃもじで空気を入れるようにさっくり混ぜる。

アマランサスの食べ方

和え物

炊いたアマランサスに、醤油やごま油などで味をつけて、茹でたアスパラやブロッコリーなどと和えます。

生姜スライスで炊いた場合には、包丁でたたいた梅干し、オリーブオイル、醤油と混ぜたものを小松菜などと和えても美味しいでしょう。

スープに加える

洋風野菜スープを作る際にほんの少しのアマランサスを加えて一緒に煮込むと、いつものスープに鉄分やアミノ酸などの栄養素が加わります。

ご飯と一緒に炊く

雑穀のようにご飯と一緒に炊くのも簡単でおすすめですが、えぐみが気になるようであればご飯を炊きこみご飯にするとよいでしょう。

オススメ!明太子パスタ

アマランサスは、見た目も茹で上がった状態もタラコにそっくりです。
市販のタラコや明太子は食品添加物の懸念があります。

ベジタリアンもタラコや明太子が恋しくなったとき、アマランサスで代用できますのでぜひ試してみてください。

作り方としては、炊き上がったアマランサスにナンプラー、チリパウダー、オリーブオイル少々を加えて味を濃いめに整えて明太子ペーストを作ります。

茹で上がったアルデンテのパスタと和えれば、栄養価の高い、安心安全な明太子パスタの出来上がりです。

 

その他 アマランサスのオススメレシピ

クックパッドにも様々なレシピが公開されていますよ。

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まとめ

小さな粒の中に信じられないくらいのたくさんの栄養と可能性を秘めたアマランサス。

いつも同じ食材ばかりでマンネリ化している食卓も、アマランサスを加えることでお料理のレパートリーが広がり、不足しがちな栄養素の補給につながります。

商品を選ぶ際は、できるだけオーガニックのものにしてくださいね。

 

ぜひ一度、試してみてくださいね。